熱海に移った2代目「井上芳良」、当時は白蟻の専門家が少ないため全国から声がかかり、 巡回する事もあったようです。
このことから数多くの施工を経験したことになりますが、その中に羽衣の松で有名な美保の松原(並びにその周辺地域) が白蟻被害にやられてしまい施工をしたようです。
↑美保の松原一帯を施工した井上芳良。昭和35年4月23日、静岡新聞より
このように、貴重な文化財を施工した例は他にもあり、他には「名古屋城天守閣」 「和歌山城天守閣」「鎌倉鶴ヶ丘八幡宮」 「鹿児島照国神社」「京都西本願寺」 等があります。
他にも多数、施工した有名な建造物があります。文献には載っていないのですが、旧沼津御用邸(現・沼津御用邸記念公園) も施工したとされています。
↑民家(鉄工所)から巣を撤去 昭和35年7月18日 静岡新聞より
↑小学校から巣を撤去 昭和29年8月10日 静岡新聞より
↑舞阪にてイエシロアリの巣を撤去 昭和29年8月10日 静岡新聞より
画像が古くてすいません。当時は白蟻の認知度が低かった事もあり、 このように巣が出てくるとびっくりされて記事にもなったようです。
昔も今も、建物を守るため普段目の着かない所ですが、誠意を持って施工する事は変わり有りません。
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